出前講座とは?
学校や地域などに地球の木が出向いて講座を実施します。
私たちの支援地で実際に起こっていることや現地の経験をもとに、オリジナル教材の他、開発教育協会の教材や開発専門家の手法を使用しています。
学校、地域、様々な市民団体の場でどうぞご活用ください。
出前講座のねらいは?
~知り、考え、共に行動する力をつけること~
- 地球の木の支援地域の人々の暮らしや生き方を伝え、自分たちとは異なる文化や価値観について理解を深めます。
- 地球規模の問題の背景にある経済、教育などの格差や不公正、開発による環境破壊や人権などの構造的問題をわかりやすく伝え、共に考えます。
- 参加者全員が問題を共有し、自分自身の問題としてとらえ、課題解決にむけた行動につなげます。
どんなワークショップがありますか?
マジカルバナナV3
バナナの価格は、なぜこんなに安いのでしょう?
生産者の立場になってミニお芝居を演じることで、そのヒミツがわかってきます。また、地球の木が以前支援していたフィリピン・ネグロス島の自然栽培のバナナを紹介し、生産者と消費者がともに支えあう「もうひとつの貿易ー民衆交易」についても考えます。
消費者である私たちの「買う」「食べる」という行動が世界のどんなところにどんな影響を与えているか、一本のバナナのその向こう側の世界を知り、私たちの社会にあり方を考えます。
関連するSDGsのゴール
No.10
人や国の不平等をなくそう
No.12
つくる責任 つかう責任
No.17
パートナーシップで目標を達成しよう
ラオス 森を守る。暮らしを守る。
ラオスの森はスーパーマーケット。食べ物・建材・燃料など、たくさんの物を与えてくれます。自然と共生するラオスの村の暮らしを思いながら、また、日本の私たちの暮らしを振り返りながら、森が失われる「経済開発」や「豊かさ」について考えます。
関連するSDGsのゴール
No.15
陸の豊かさも守ろう
No.12
つくる責任 つかう責任
ネパール タルー族の家族ゲーム
地球の木が協力してきた、女性たちの識字教室の経験をワークショップにしました。
ネパールの先住民族の家族の立場になって字の読めない体験をします。
字が読めないってどんなこと?
読み書きができることは何をもたらす?
日本に住む私たちが、普段意識することのない「識字」について学びます。
関連するSDGsのゴール
No.4
質の高い教育をみんなに
No.1
貧困をなくそう
No.5
ジェンダー平等を実現しよう
ネパール わくわくワークショップ
バッグの中から、刺繍をちりばめた美しい布やキラキラ光る器などネパールの生活用品が出てきます。「これは何に使うのかな…」触ってみたり、においをかいだりして、ネパールの暮らしを想像します。
また、支援の中で実際に起こったことを題材に作った紙芝居を通して、学ぶことの大切さを考えます。
関連するSDGsのゴール
No.4
質の高い教育をみんなに
未来の食卓
私たちの日々の食卓は世界中から輸入した食品であふれています。身近な献立を利用して「フードマイレージ」の計算をしてみましょう。
自分たちの食べるものを他国に頼る私たちの食生活が、地球環境や食料生産国に与える影響について学びながら、未来の食料問題を世界とのつながりとしてとらえ、今後自分たちに、何ができるかを考えてみませんか。
※このワークショップでは、開発教育協会(DEAR)の教材、『写真で学ぼう!「地球の食卓」学習プラン10』と『フードマイレージ』を使用します。
関連するSDGsのゴール
No.2
飢餓をゼロに
No.12
つくる責任 つかう責任
声なき人の声
ネパールの村人に扮して、村の構造や格差の実態を知り、住民参加型で進めるプログラムのやり方(PRA)を体験します。開発の現場だけでなく、学校や地域、組織においても、一人ひとりの良さを見出しながら、普段なかなか声を出せない、弱い立場にある人たちの声を拾うことの大切さと方法を学びます。
関連するSDGsのゴール
No.10
人や国の不平等をなくそう
No.1
貧困をなくそう