フェアトレード
「フェア」とは「公平」という意味ですが、今まで先進国が貧しい国の物産を購入するときに 「安く買いたたく」ことが当たり前に行われてきました。
地球の木は「フェアトレード」の商品を扱っており、作る側も買う側もお互いを尊敬して、公平で対等な立場でクラフト商品の売買を行ってきました。
地球の木が大切にしていること
地球の木が仕入れるときに特に気にかけていることは、弱い立場の生産者やそれにかかわる人々の安定した生活の助けとなるか、ということ。
- 現地で作っているひと(生産者)の顔が見えること
- 生産者は社会的に厳しい状況に置かれている人たちであること
(貧困地域に住む人たち、地雷の被害者、教育を受けられなかった人たち) - 生産者がクラフトの仕事を通じて自立を目指せること
伝統を受け継ぐ
アジアには長い歴史を持つ素晴らしい伝統文化があります。母から娘に何代にも渡って引き継がれた手織りや染物、生活を彩る「手仕事」が持つぬくもりと伝統や文化がクラフトという作品に凝縮されています。地球の木の「幸せわかちあいクラフト」は、生産者の自立をクラフトを通じてつながり応援をする自立支援活動です。
地球の木のクラフト品は、主にラオス・カンボジアの製品です。
生産者紹介
ラオス
- シヴィライ村モン族
ラオスは1970年代のインドシナ戦争後の難民となったラオス帰還民であるモン族のシヴィライ村の女性たちがつくる刺繍作品です。手を抜かないで製作するというモットーで製作を続けています。 - ホアイホンセンター
1998年にラオス人女性チャンタソンインタヴォンさんにより設立されたセンター。染織技術の継承と女性の自立を目指すホアイホンセンターのラオス伝統染織である天然染色の手織り作品です。 - Coi(コイ)
タイル―族を始め少数民族の作品作りをデザイナーと共に行うCoi(コイ)。手紡ぎのコットンと天然染色にこだわり制作されています。
カンボジア
- Fairweave
創設者でありデザイナーのチョムナッブさん手織り技術と天然染料での手染め技術を利用した、エシカルなテキスタイルブランドです。
農村に住む職人の女性たちを雇用し、安全な環境のもと、きちんとした収入を得られるよう、経済的自立の向上を目指しています。
まとめ
フェアトレード商品を購入するとき 人々はその商品の背景にある作り手の生活に思いをはせ、理解を深めることが出来ます。
ご興味がございましたら地球の木にお問い合わせください。