皆さんは『スイミー』で知られる絵本作家レオ=レオニの作品『せかい いち おおきな うち』をご存知でしょうか?「おおきな うち」を欲しがって手に入れたカタツムリが食べ過ぎて動けなくなり消えてしまうという寓話を「知恵」として伝承していくお話です。この作品にインスピレーションを受けた講師の中野佳裕さんは、「この世界の存在そのものがもつ豊かさを、経済至上主義の単一的思考から解き放たねばならない」(『カタツムリの知恵と脱成長』エピローグより)と言っています。今日、私たちが次世代につなぐべき「知恵」に耳を傾けてみませんか?
中野佳裕さんプロフィール
Ph.D. (英国サセックス大学)。専門は社会哲学、グローバル・スタディーズ、社会デザイン学。立教大学社会デザイン研究科特任准教授。社会発展のパラダイムを問い直し、持続可能な未来社会を構想するトランジション・デザイン(移行シナリオ)の研究を行っている。著書に『カタツムリの知恵と脱成長 ― 貧しさと豊かさについての変奏曲』(コモンズ、2017年)、訳書にセルジュ・ラトゥーシュ著『脱成長と食と幸福』(白水社、2024年)等多数。
イベント概要
日時 2025年 3月22日(土) 14:00~16:00
場所 ぴおシティ6階 青少年交流・活動支援スペース
(さくらリビング) 第1研修室
・JR京浜東北線・根岸線「桜木町」駅 西口 徒歩1分
・みなとみらい線 馬車道駅 1-b出口 徒歩3分
・横浜市営地下鉄「桜木町」駅 ぴおシティビル地下3階
講師 中野 佳裕さん
(立教大学社会デザイン研究科特任准教授)
定員 50名(先着順)
参加費 500円(※当日会場にてお支払い。お釣りの出ないようにご協力をお願いいたします。)
お申込み こちらのフォーム(以下URLをクリック)よりお申込みください
https://forms.gle/4PKQbxzhGC5dWGfp7
主催
特定非営利活動法人 地球の木