地球の木のラオス支援活動から生まれた絵本が偕成社から7月10日に発売!
ラオスの村人の森と共にある暮らしの尊さ、自然を畏敬する精神性、森の豊かさ、その森が開発により失われていく現状などを、なんとか日本に伝えたいと考えていました。ラオスの村には、以前の日本の里山の暮らしや、自然を敬う心があると感じました。けれど今、都会の私たちは自然とかけ離れた生活の中で大事なことを忘れているのではないか。
そんなことを私たちが報告会で一生懸命話したところで、人の心にどれだけ響くのだろう?と思い、何か良い方法はないかと思案していました。
そしてくどくど説明するより、アートの力を借りれば心に響くものができるかもしれない!と思い至り、たまたま他のことでご縁のあった田島征三さんという絵本作家さんを、ダメもと!で直接訪ねたことが始まりでした。
田島さんはラオスに4回足を運んでくださり、ある村の森の中で実際に村人に聞いた伝説がストーリーのもとになっています。
また、ラオスのことを描くのに日本人が一方的にやるのではなく、ラオス人との合作で作りたいと、この困難な試みに真摯に取り組んでくださり、始まりから約16年の時を経て、ついに絵本が完成し、出版の日を迎えることができました。
田島さんの力強い絵と、ルートマニーさんの独創的なオブジェとで素晴らしい作品が出来上がりました!
これまで本当にたくさんの方々にご協力をいただきました。
今この絵本の重みをしみじみ感じています。ぜひ一人でも多くの方に手に取っていただき、それぞれに何かを感じていただければ幸いです。
偕成社HPに掲載のプレスリリース(以下URLをクリック)をぜひご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000164.000026693.html